賞与ボーナス計算シミュレーション 手取り、引かれる税金、社会保険料

賞与 手取り 計算 賞与

賞与ボーナス計算シミュレーション 手取り、引かれる税金、社会保険料。

賞与、ボーナス。企業、会社などによって呼び方は様々なようです。

賞与、ボーナスの様々な呼び方についてはこちらの記事をご覧ください。

賞与、ボーナス、寸志、一時金、賞与金
賞与(ボーナス)。サラリーマンなどの給与所得者であれば意識しない人はいないでしょう。 もちろん「次の賞与(ボーナス)が出たら何を買おうか」と宝くじのように捕らぬ狸の皮算用をすることも楽しみですが、賞与(ボーナス)とは自分の職務に対する業績...

自分の評価はさておき、出るのであれば普段より大きな金額が手に入る賞与、ボーナスはやはりうれしいものです。

捕らぬ狸の皮算用はとても楽しいものですが、だいたいいくら入るのかは知りたいところ。

会社で賞与、ボーナスの月数が発表されたりおおよその金額はわかるものの、ネックなのは税金や社会保険料の計算、控除です。イマイチいくら引かれるのかわからないものです。

※この記事はサラリーマンの方、給与担当者の方、どちらでもわかるように別々にしています。

サラリーマンの方はこちら

給与担当者の方はこちら

 

賞与ボーナス計算シミュレーション 手取り、引かれる税金、社会保険料

賞与ボーナスから引かれる税金、社会保険料とは何があるのか?

所得税

社会保険料(健康保険、厚生年金)

雇用保険料

賞与から引かれるものは、所得税、社会保険料(健康保険(介護保険料)、厚生年金)、雇用保険料です。

ちなみに住民税は引かれません。

賞与ボーナスの手取り金額を計算シミュレーション

※この計算シミュレーションは概算となりますので、あくまで参考程度にご確認ください。
※健康保険料率は協会けんぽのものとなります。

健康保険料率の調べ方

健康保険料率は下記をご参照ください(平成30年度 東京)。

※他府県につきましては、こちらのURL(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150)をご参照ください。

 

賞与 手取り 計算

39歳まで:介護保険第2号被保険者に該当しない場合

40歳以上65歳未満:介護保険第2号被保険者に該当する場合 

<例>

賞与計算 引かれる税金、社会保険料 手取り金額をシミュレーション

 

※上記は協会けんぽの保険料率となります。

厚生年金保険料率の調べ方

上記健康保険料率と同じ表で確認できます。

賞与 手取り 計算

賞与計算 引かれる税金、社会保険料 手取り金額をシミュレーション

 

厚生年金保険料の調べ方

雇用保険料率は下記をご参照ください(平成30年度)。

賞与 手取り 計算

(出典:厚生労働省HP)

源泉徴収税額の算出率の調べ方

源泉徴収税額の算出率は下記をご参照ください(平成31年)。

賞与 手取り 計算

賞与 手取り 計算

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(出典:国税庁HP)

次の値から源泉徴収税額の算出率を導き出します。

前月の給与-前月社会保険料額※上記賞与計算シミュレーション内で計算されています。

扶養親族の数

 

給与担当者の方

※ここで言う給与担当者とは個人事業主などの場合は個人事業主なども含みます。

賞与ボーナスから引かれる税金、社会保険料とは何があるのか?

所得税

社会保険料(健康保険、厚生年金)

雇用保険料

賞与から引かれるものは、所得税、社会保険料(健康保険(介護保険料)、厚生年金)、雇用保険料です。

ちなみに住民税は引かれません。

賞与ボーナスの健康保険料は?そしてその計算方法は

賞与の健康保険料=標準賞与額×健康保険料率÷2

普段の給料で、健康保険料は標準報酬月額に健康保険料率をかけて計算するのに対して、賞与の場合は標準賞与額に健康保険料率をかけて計算します。

また健康保険料に含まれていますが、通常の給与と同じように介護保険料も控除され、39歳以下と40歳~65歳までで保険料率は違います。

また保険料を事業主と被保険者で折半して負担する部分も通常の給与と同じです。

組合健保、協会健保、それぞれ組合ごと、都道府県ごとに保険料率は違いますが、通常の給与と同じ保険料率となっています。

参考までに東京都の協会けんぽの保険料率です。

※他府県につきましては、こちらのURL(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150)をご参照ください。

賞与 手取り 計算

(出典:全国健康保険協会HP)

標準賞与額とは

3月を超える期間の賞与から千円未満を切り捨てた金額(健康保険は年度の累計額573万円、厚生年金保険は1ヶ月あたり150万円が上限)

賞与の厚生年金保険料は?そしてその計算方法は

厚生年金保険料=標準賞与額×厚生年金保険料率÷2

賞与の厚生年金の保険料についても健康保険料と同じで、通常の給与と同じように控除します。

保険料率も通常の給与と同じように、基本的に18.3%で事業主と被保険者で折半して負担します。

賞与ボーナスの雇用保険料は?そしてその計算方法は

雇用保険料=額面の賞与額×雇用保険料率

雇用保険料も通常の給与と同じように控除します。

一般の事業、農林水産・清酒製造の事業、建設の事業と区分があり、保険料率は違います。

雇用保険料率は下記をご参照ください(平成30年度)。

賞与 手取り 計算

賞与ボーナスから引かれる源泉所得税は?そしてその計算方法は

賞与の源泉所得税=(額面の賞与ー社会保険料)×源泉徴収税率

賞与の源泉所得税については、まず賞与額は標準賞与額ではなく額面の賞与額を使用します(手当含む)。

源泉徴収税率は賞与に対する源泉所得税額の算出率の表から導き出します。

賞与 手取り 計算

賞与 手取り 計算

算出率は金額と扶養親族の数からわりだします。

ここで気を付けなければならないのは、金額とは

前月の給与(単位は千円)-前月の社会保険料

ということです。

つまり前月の社会保険料控除後の金額と扶養親族の数から源泉徴収税額の算出率からわりだされるのです。

賞与ボーナスから引かれる住民税は?そしてその計算方法は

住民税は賞与からは控除しません。

源泉所得税の例外

次の場合には、月額表を使って次のように計算します。

  1. (1) 前月の給与の金額(社会保険料等を差し引いた金額)の10倍を超える賞与(社会保険料等を差し引いた金額)を支払う場合
    1. イ (賞与から社会保険料等を差し引いた金額)÷6
    2. ロ イ+(前月の給与から社会保険料等を差し引いた金額)
    3. ハ ロの金額を「月額表」に当てはめて税額を求める。
    4. ニ ハ-(前月の給与に対する源泉徴収税額)
    5. ホ ニ×6

     この金額が賞与から源泉徴収する税額になります。

    (注) 賞与の計算期間が半年を超える場合には、賞与から社会保険料等を差し引いた金額を12で除して、同じ方法で計算します。
     そして、求めた金額を12倍したものが源泉徴収する税額になります。

  2. (2) 前月に給与の支払がない場合
    1. イ (賞与から社会保険料等を差し引いた金額)÷6
    2. ロ イの金額を「月額表」に当てはめて税額を求める。
    3. ハ ロ×6

     この金額が賞与から源泉徴収する税額になります。

    (注) 賞与の計算期間が半年を超える場合には、賞与から社会保険料等を差し引いた金額を12で除して、同じ方法で計算します。
     そして、求めた金額を12倍したものが源泉徴収する税額になります。

(所法186、復興財確法28、29、同法告示別表第1、第3、所基通183-1の2、186-4)

(出典:国税庁HP)

まとめ

以上、「賞与から引かれる税金、社会保険料 手取り金額をシミュレーション」をサラリーマンなどの給与所得者と給与担当者という観点で見てみました。

そんな都合よく業務ができるか?という問題もありますが、例えば賞与が6月支給であれば、5月の残業を抑えることにより、源泉所得税を多少なりとも抑制できるので、ひとつの節税対策にならないとは言えません(最終的には年末調整されますが)。

ちなみに賞与の金額が源泉徴収票に表示されるかというと、支払金額の欄に給与と賞与の合計額が記載されますので賞与の金額を知ることはできません。

この記事を書いていて、いろいろと法改正やら経緯やらあるとは思うのですが、「給与のときはこう」だとか「賞与のときはこうだとか」とにかく給与や税金は複雑です。

実際今回作ったシミュレーションにしてみても概算であって、すべてを網羅した正確なシミュレーションができればそれで商売ができてしまうのではないかと思ってしまいます。

もし今私が仕事で賞与の計算をしなければならないのであれば、こんな面倒くさいことをエクセルなどでチマチマとやりません。

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