ボーナスって何ヶ月分?
普通にサラリーマンが居酒屋などで飲んでいても話題に出そうな内容です。
ボーナスが何ヶ月かって、成果主義の名のもとに死語になっていくのかと思いきや、いまだに口から出るということは、そういう会社も多いのでしょう。
外資系の企業であれば比較的純粋に成果主義により、業績給としてボーナスが支払われると思いますが、日本人では無理でしょう。
結局なんだかんだと言っても、成果主義を推し進めれば推し進めるほど、その成果の物差しは上司の損得勘定であったり、自尊心を満たすためのものになるからです。
そしてそれが許されるのが日本人。
ボーナスって平均 何ヶ月?
平均は1.17ヶ月、大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月、多いところでは年間9.6カ月
ボーナスって平均 何ヶ月?
平均は1.17ヶ月、大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月、多いところでは年間9.6カ月
ボーナスって平均 何ヶ月?平均金額は?
平均38万円くらい
ボーナスって平均 何ヶ月?計算の基礎は?控除されるものは?
計算基礎は基本給、健康保険料などが控除されるなど…
ボーナスって平均 何ヶ月?公務員は?
およそ2ヶ月ほど
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?
賞与とは賃金
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?いろいろな呼び方のある?
賞与、ボーナス、寸志、一時金、賞与金
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与を払わない?
賞与は法律的に支払い義務はない
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与はいくら払う?
賞与は支給額が予め確定されていない
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与の規制とは?
就業規則に記載など
- ボーナスって平均 何ヶ月? 平均は1.17ヶ月、大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月、多いところでは年間9.6カ月
- ボーナスって平均 何ヶ月?平均金額は? 平均38万円くらい
- ボーナスって平均 何ヶ月?計算の基礎は?控除されるものは? 計算基礎は基本給、健康保険料などが控除されるなど…
- ボーナスって平均 何ヶ月?公務員は? およそ2ヶ月ほど
- ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは? 賞与とは賃金
- ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?いろいろな呼び方のある? 賞与、ボーナス、寸志、一時金、賞与金
- ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与を払わない? 賞与は法律的に支払い義務はない
- ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与はいくら払う? 賞与は支給額が予め確定されていない
- ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与の規制とは? 就業規則に記載など
- まとめ
ボーナスって平均 何ヶ月? 平均は1.17ヶ月、大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月、多いところでは年間9.6カ月
ボーナスって平均 何ヶ月?平均は1.17ヶ月、大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月、多いところでは年間9.6カ月
ボーナスの平均は1.17ヶ月
大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月
多いところでは年間9.6カ月というところも
(出典:毎月勤労統計調査-令和元年9月分結果速報等)
ボーナスの平均は1.17ヶ月
ボーナスが平均何ヶ月かと言うと1.17ヶ月です。
これは直近令和元年夏季のボーナスを支給した事業所のボーナスの支給を受けていない労働者も含む全常用労働者の平均です。
大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月
ボーナスが平均何ヶ月かは、大企業が1.49月、中小企業で1ヶ月です。
多いところでは年間9.6カ月というところも
なかなか平均何ヶ月かというと調べるのが難しいのですが、会社四季報などを調べていくと年間で9.6ヶ月という数字も見受けられ、夏と年末には大きな差がないことを考えると単純に4.8ヶ月というところもあるということです。
もちろんボーナスの趣旨から考えると0ヶ月、0円という会社もあるわけです。
ボーナスって平均 何ヶ月?平均金額は? 平均38万円くらい
ボーナスって平均 何ヶ月?平均金額は?平均38万円くらい
賞与、ボーナスを平均の金額でみると
平均38万円くらい
支給される会社もあれば、支給されない会社もあり、また一般社員と管理職では大きな差もあります。また年代や高所得者層と低所得者層の分布の問題もあり、さらに残念ながら相変わらず男女差もあるようです。
参考になるかわかりませんが、全体の平均額としては38万円くらいとなるようです。
ボーナスって平均 何ヶ月?計算の基礎は?控除されるものは? 計算基礎は基本給、健康保険料などが控除されるなど…
ボーナスって平均 何ヶ月?計算の基礎は?控除されるものは?計算基礎は基本給、健康保険料などが控除されるなど…
計算基礎は基本給
ボーナスを計算する上でその基礎となるのはあくまで基本給です。
つまり手当などは含まれません。
賞与、ボーナスから控除されるものとされないものがある
賞与から控除されるもの
健康保険料
介護保険料
厚生年金保険料
雇用保険料
源泉所得税
賞与から控除されないもの
住民税
ボーナスから控除されるもの、つまりボーナスを保険料や税の計算の基礎とするものは、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、源泉所得税があります。
逆にボーナスから控除されないもの、つまり賞与、ボーナスを保険料や税の計算の基礎としないものには住民税があります。これだけは普段の給与とは違うところです。
初任給の勘違い
ボーナスは基本給を基礎に計算するものであって、初任給とは関係ありません。
初任給は他の手当などを含んだ金額です。
もちろん手取りも違います
手取りというのは社会保険料や税金を引かれたあとの金額です。また逆に手当てを含んだ金額です。
よってボーナスの計算の基礎となる基本給とは違います。
その他賞与、ボーナスに関わること
その他ボーナスにかかわることについてはこちらの記事をご覧ください。

ボーナスって平均 何ヶ月?公務員は? およそ2ヶ月ほど
ボーナスって平均 何ヶ月?公務員は?およそ2ヶ月ほど
参考までに公務員のボーナスはおよそ2ヶ月ほどとのことです。
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは? 賞与とは賃金
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与とは賃金
賞与は賃金の一部です。
労働基準法第11条に規定されています。
この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいうという規定があります。この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう |
(出典:e-Gov)
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?いろいろな呼び方のある? 賞与、ボーナス、寸志、一時金、賞与金
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?いろいろな呼び方のある?賞与、ボーナス、寸志、一時金、賞与金
賞与
賞与(ボーナス)を一番堅めに表現すると賞与です。
というのも賞与(ボーナス)を法律的に言及している代表的な法律は労働基準法になるのですが、労働基準法第11条で賞与と表現されています。
労働基準法第11条 この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう。 (出典:wikipedia) |
ボーナス
ボーナスはbonusで英語ですが、日本では賞与と同じ意味で使われています。欧米では特別配当、報奨金といったものになるようで、生活保障的な一時金としてスタートした日本のシステムとは違うようです。
寸志
本来の寸志の意味としては「心ばかりの贈り物」であり、贈り物ののし紙の上に寸志と書きます。
会社によっては、賞与(ボーナス)を寸志という表現で支給している場合があるようです。
本来の意味から考えると日本人特有のつつましやかな表現といったところでしょうか。
一時金
一時金も賞与(ボーナス)なのですが、ひとつは先述のボーナスに対する日本と欧米の考え方の違いでもある、日本では賞与(ボーナス)が生活保障的な一時金としての側面があること。
もうひとつは、その生活保障的な意味から労働組合等が賞与(ボーナス)を一時金と表現することが多いというものです。経営側からすると賞与(ボーナス)、労働組合側からすると一時金という形です。
ただ会社によっては会社として一時金と表現している会社もあるようです。
賞与金
賞与金は税務上「決算賞与金」という表現があり、ここから一部の会社ではそのような表現を使っていることもあるようです。
その他の表現の仕方
決算賞与
一般的には賞与(ボーナス)は夏と冬の年に2回ですが、税金対策を主目的に、利益を社員に還元する形で支給するのが決算賞与です。
決算賞与が出る会社もあれば、出ない会社もあり、さらに基本的に業績がいいときに出るのが決算賞与なので出ないこともあります。
年間賞与
1年間に支払われる賞与の総額をいう年間賞与という言葉もあります。
その他の言い方
夏季賞与、冬季賞与、年末賞与、夏のボーナス、冬のボーナス、夏季一時金、年末一時金等。
日本の賞与
江戸時代の日本では、商人が奉公人にお盆に氷代、年末に餅代という仕着を配ったという習慣や、商家で盆と正月に藪入りといって奉公人にお仕着せの着物、履物、小遣いを与え実家に帰したという習慣があったそうです。
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与を払わない? 賞与は法律的に支払い義務はない
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与を払わない?賞与は法律的に支払い義務はない
賞与は法律的に支払う義務はありません。「賞与を支払わなければならない」、「賞与制度を規定しなければならない」と定めている法律はないのです。
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与はいくら払う? 賞与は支給額が予め確定されていない
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与はいくら払う?賞与は支給額が予め確定されていない
発基第一七号(厚生労働省の通達)によると、とされています。
賞与とは、定期又は臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるものであつて、その支給額が予め確定されてゐないものを云ふこと。定期的に支給され、且その支給額が確定してゐるものは、名称の如何にかゝはらず、これを賞与とはみなさないこと。 |
(出典:中災防HP)
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与の規制とは? 就業規則に記載など
ボーナスって平均 何ヶ月?賞与とは?賞与の規制とは?就業規則に記載など
賞与を規定するなら就業規則に記載しなければならない
賞与があるなら労働条件として明示しなければならない
賞与を規定するなら就業規則に記載しなければならない
労働基準法第89条に就業規則の作成が定められています。
常時十人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。次に掲げる事項を変更した場合においても、同様とする。 |
(出典:e-Gov)
また、就業規則の相対的必要記載事項も定められています。
4. 臨時の賃金等(退職手当を除く。)及び最低賃金額の定めをする場合においては、これに関する事項 |
(出典:e-Gov)
つまり、賞与は法律的に支払い義務はないものの、賞与という制度を設けると就業規則に記載しなければなりません。
賞与があるなら労働条件として明示しなければならない
労働基準法第15条に労働条件の規定があります。
使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。この場合において、賃金及び労働時間に関する事項その他の厚生労働省令で定める事項については、厚生労働省令で定める方法により明示しなければならない。 |
(出典:e-Gov)
厚生労働省令(労働基準法施行規則(昭和22年厚生省令第23号))では、賞与の規定があります。
臨時に支払われる賃金(退職手当を除く。)、賞与及び第八条各号に掲げる賃金並びに最低賃 金額に関する事項 |
(出典:厚生労働省HP)
まとめ
ボーナスって平均 何ヶ月?ということでしたが、平均は1.17ヶ月、大企業で1.49ヶ月、中小企業で1ヶ月、多いところでは年間9.6カ月でした。
平均金額は?というと、平均38万円くらいです。
計算の基礎は?控除されるものは?については、計算基礎は基本給、健康保険料などが控除されるなど…です。
公務員はおよそ2ヶ月ほどのようです。
そもそも賞与とはなにか?というと、賞与とは賃金です。
いろいろな呼び方のあるがあり、賞与、ボーナス、寸志、一時金、賞与金などです。
賞与を払わないと言う選択肢もあり、賞与は法律的に支払い義務はありません。
賞与はいくら払うのか?ですが、賞与は支給額が予め確定されていないものです。
賞与の規制については、就業規則に記載などがあります。